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エンジニアは飲み会に参加すべき?メリットや飲み会を有意義にするポイント

IT業界で働くエンジニアにも飲み会はあります。エンジニアが飲み会に参加することには多くのメリットがありますが、懸念や不安の声も少なくありません。「エンジニアの飲み会に参加すべきか」と疑問に感じている方も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、エンジニアは飲み会に参加すべきかどうかについて解説します。併せてエンジニアの飲み会を有意義にするポイントも紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

更新日: 2025/04/25

エンジニアは飲み会に参加すべき?

 

大前提として、「業務時間外」に開催される飲み会への参加はエンジニア個人の判断になるため、基本的に参加の義務はありません。業務時間外の飲み会への参加を強制すると、コンプライアンス違反になってしまうためです。

反対に、「業務時間内」に開催される飲み会は業務の一環として扱われます。そのため、特別な事情がない限り参加を拒否することは難しい可能性があります。とくに新人歓迎会などを兼ねた飲み会に参加しないと、他の社員とのコミュニケーションの機会が減ったり、協調性がない人と判断されたりして信頼性の観点から業務依頼が減少し、結果的に人事評価に響いてしまう可能性があるため注意が必要です。

このように飲み会は「業務時間外」と「業務時間内」のどちらでも開催される可能性がありますが、飲み会の開催時間に関わらず、エンジニアの飲み会にはできる限り参加するのがおすすめです。詳細は後述しますが、エンジニアが飲み会に参加することには多くのメリットがあります。

 

飲み会に参加しないエンジニアが増えている理由

 

飲み会には多くのメリットがありますが、実際には参加しないエンジニアが増えています。主な理由としては、次の3つが挙げられます。

  • 飲みニケーションが苦手
  • 仕事や勉強を優先したい
  • リモートワークが増えた

1つずつ、詳しく見ていきましょう。

 

飲みニケーションが苦手

お酒を飲みながらコミュニケーションをとる「飲みニケーション」が苦手なエンジニアが増えています。内向的な性格で飲みニケーションの雰囲気になじめない、お酒が苦手で気分が乗らない、など理由はさまざまです。

飲みニケーションが苦手なエンジニアにとっては居心地が悪く、飲み会の時間を苦痛に感じてしまうこともあります。飲みニケーションを避けるために、最初から飲み会に参加しない、という選択肢を取るエンジニアが増えているのです。

 

仕事や勉強を優先したい

仕事や勉強を優先するために、飲み会に参加しないエンジニアも増えています。飲み会に参加すれば数時間の拘束が確定し、その間は仕事や勉強ができません。また、飲み会の終了後に仕事や勉強を進めようとしても、お酒が回っていると捗らない可能性もあります。

エンジニアのなかには、繫忙期で仕事に追われている方や資格試験の受験日が迫っている方もいます。こうしたエンジニアにとって、飲み会の優先順位は低くなりがちです。そのため、飲み会に参加する時間を仕事や勉強に充てる方が多くなっています。

 

リモートワークが増えた

オフィスから離れた自宅などで働く「リモートワーク」が増えたことも飲み会に参加しないエンジニアが増えている要因の1つです。2020年以降は新型コロナウイルス感染症の脅威が広がり、感染リスク回避のためにリモートワークを導入する企業が増えました。最近は減少傾向にあるものの、今でもリモートワークを導入している企業は多くあります。

リモートワークでは、対面で盃を交わす飲み会への参加は困難です。そもそも参加できない方や開催できない状況が増えたことで、飲み会の機会が減りました。また、リモートワークを通して「飲み会がなくても困らない」と感じているエンジニアも少なくありません。

 

エンジニアが飲み会に参加するメリット

メリット

 

飲み会に参加しないエンジニアが増えているものの、実際には多くのメリットがあります。エンジニアが飲み会に参加するメリットは、次の5つです。

  • 適度な息抜きになる
  • 人脈の拡大につながる
  • 最新情報を収集できる可能性がある
  • 異なるエンジニアの考え方に触れられる
  • 業務でのコミュニケーションが円滑になる

1つずつ、詳しく見ていきましょう。

 

適度な息抜きになる

エンジニアにとって飲み会は、適度な息抜きの場として有用です。日常的にパソコンと向き合う性質上、ストレスを溜めているエンジニアは少なくありません。そのため、仕事から離れて飲食や交流ができる飲み会は、ストレス解消や気分転換につながります。

「飲みニケーションが苦手」というエンジニアもいますが、そういった方に合った楽しみ方もあります。お酒が苦手な場合、無理にお酒を飲む必要はなく、普段は食べない料理を味わえるのは1つの楽しみといえます。また、内向的な性格の方は、普段は飲まないお酒にチャレンジするのもよいでしょう。ほかの内向的な方に話しかけることで、仲良くなれる可能性もあります。

自分に合った楽しみ方を見つけることで、適度な息抜きになるのがメリットです。

 

人脈の拡大につながる

エンジニアの飲み会は、人脈の拡大につながります。全社的に開催される飲み会の場合、ほかの部署やチームのエンジニア、経営陣も参加する可能性があるため、飲みニケーションを通して、普段は関わらない方々と親睦を深められるのは大きなメリットです。

「飲み会よりも仕事を優先したい」というエンジニアもいますが、飲み会で人脈を拡大することは仕事にもプラスに働きます。たとえばフリーランスのエンジニアの場合、人脈拡大によって案件を回してもらえる可能性があります。また、SESエンジニアの場合は営業担当が好条件の案件を見つけてくれるかもしれません。飲み会によって広がった人脈が、思わぬチャンスにつながる可能性もあるのです。

 

最新情報を収集できる可能性がある

エンジニアの飲み会に参加すれば、最新情報を収集できる可能性もあります。エンジニアの飲み会において、IT業界のトレンドや新技術などのトークは定番のネタです。周りのエンジニアと積極的に会話すれば、貴重な情報が耳に入るでしょう。

「飲み会よりも勉強を優先したい」というエンジニアもいますが、情報収集も一種の勉強です。最新の技術をキャッチアップしていくうえで情報収集は欠かせません。エンジニアにとって、飲み会は学びの場としての価値もあるといえます。

 

異なるエンジニアの考え方に触れられる

エンジニアの飲み会に参加すれば、異なるエンジニアの考え方に触れられます。エンジニアの考え方は多種多様で、何が正解とは一概にいえません。たとえば「品質とスピードのどちらを重視すべきか」については、意見は分かれることが考えられます。

エンジニア同士で各々の考え方をぶつけ合うことで、多くの学びが得られます。「飲み会よりも勉強を優先したい」というエンジニアもいますが、他者の考え方を知ることも立派な勉強です。自分にはない視点を知り、よい部分を取り入れることで、業務効率化やアイデア創出につながる可能性もあります。

 

業務でのコミュニケーションが円滑になる

飲み会に参加することで、業務でのコミュニケーションが円滑になります。業務で関わるエンジニアと盃を交わすことで、親近感や信頼感をアップさせることが可能です。その結果、やり取りがしやすくなり日々の業務へプラスに働きます。

たとえば、自分の業務負荷が高いときに依頼や相談がしやすくなることが考えられます。場合によっては、部署の枠を超えて問題を解決できるかもしれません。

「リモートワークで飲み会レスに慣れた」というエンジニアもいますが、リモートワークではコミュニケーション不足になりがちです。リモートワークが増えた現代だからこそ、飲み会はコミュニケーション不足を補えるメリットがあります。

 

エンジニアの飲み会を検索できるサービス

「エンジニアの飲み会」といえば、社内開催を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。しかし昨今では、Web上で飲み会を検索し、好きなものに参加することも可能です。ここでは、エンジニアの飲み会を検索できる2つのサービスを紹介します。

・こくちーずプロ
・TECH PLAY

1つずつ、詳しく見ていきましょう。

 

こくちーずプロ

「こくちーずプロ」は、イベントの開催・集客に特化したプラットフォームです。エンジニアに限らず幅広いジャンルのイベントを扱っており、無料イベントも多数あります。会員登録なしでもイベントに申し込める手軽さが魅力です。

また、「エンジニア飲み会イベント特集」も組まれており、エンジニアの飲み会に絞って探しやすいといえます。会員登録なしでもエンジニアの飲み会を探せるため、気軽に使ってみましょう。

 

TECH PLAY

「TECH PLAY」は、IT系の勉強会やイベントを探せるプラットフォームです。IT業界人が登壇する勉強会だけでなく、飲み会や交流会も盛んに開催されています。カレンダー形式で検索できる機能があり、自分のスケジュールに合った飲み会を探すことが可能です。

また、グループ機能を使って気に入ったグループをフォローすれば、次回の開催情報を通知してもらえます。エンジニアの飲み仲間や勉強仲間を探したい方は利用してみましょう。

 

エンジニアが飲み会を有意義なものにするポイント

 

エンジニアの飲み会に参加するのであれば、有意義な時間にしたいところです。飲み会を有意義なものにするために、次の5つのポイントを押さえておきましょう。

  • 参加する目的をしっかり持つ
  • 会話のネタを用意しておく
  • 面識がない人と積極的に関わる
  • 気配りを忘れない
  • 脱出経路は確保しておく

1つずつ、詳しく見ていきましょう。

 

参加する目的をしっかり持つ

エンジニアの飲み会に参加する目的をしっかり持ちましょう。明確な目的がないと、だらだらと時間を過ごすだけで終わってしまいます。

たとえば「この部署と仲良くなる」「この先輩の考え方を知る」といった参加目的を持つとよいでしょう。目的を達成できれば自分にとってプラスになるため、よりポジティブな気持ちで飲み会に参加できます。

 

会話のネタを用意しておく

あらかじめ、会話のネタを用意しておきましょう。コミュニケーションに慣れていない場合、ネタが思いつかず会話が途切れてしまうケースがあります。事前にネタを用意しておけば会話が続きやすくなり、飲み会を有意義なものにできます。

情報収集が主な目的の場合は、関心がある技術などのネタを整理しておきましょう。息抜きが主な目的であれば、技術とは関係のない趣味や時事ニュースでも構いません。参加目的に合わせて会話ネタを用意しておきましょう。

 

面識がない人と積極的に関わる

エンジニアの飲み会は、新しい人脈を開拓するチャンスです。面識がない人と積極的に関わりましょう。普段は交流しない部署や立場の人と親睦を深めることで、仕事での協力関係を築いたり、新しい仕事のチャンスをつかんだりできます。

初対面の相手と関わる際には、自己紹介が重要です。第一印象をよくするために、自己紹介の方法も考えておきましょう。

 

気配りを忘れない

エンジニアの飲み会では、相手が誰であっても気配りを忘れないことが大切です。気配り上手な一面を見せることで印象がよくなり、良好な関係を築きやすくなります。

たとえば、グラスが空いている相手に飲みたいお酒を尋ねたり、料理を取り分けたりするのが一例です。話をしたがっている相手には聞き役に徹するなど、会話での立ち振る舞いも意識しましょう。気配りを忘れないことで印象アップにつながります。

 

脱出経路は確保しておく

念のため、脱出経路(離脱方法)は確保しておきましょう。エンジニアの飲み会によっては、二次会・三次会と続いていくことがあり、離脱するタイミングを失ってしまうと、負担が大きくなり有意義な飲み会にできない可能性があります。

自分のタイミングで自然に離脱できるような理由を考えておくのがおすすめです。たとえば、家庭の都合や体調不良など、離脱しても致し方ない理由を考えましょう。脱出経路を確保しておくことで不安が減り、飲み会を楽しみやすくなります。

 

まとめ

「業務時間外」に開催される飲み会への参加はエンジニア個人の判断でよく、基本的に参加の義務はありません。しかし、エンジニアの飲み会には多くのメリットがあるため、できる限り参加するのがおすすめです。

エンジニアの飲み会に参加することは、仕事や勉強にもプラスに働きます。今回紹介したポイントを参考にして、ぜひエンジニアの飲み会を有意義なものにしてください。

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