エンジニア初心者(実務1年未満)でも受注可能な副業案件

実務経験が浅くても受注しやすい代表的な副業案件である以下4つについて紹介します。
- コーディング・Web制作
- テスター・デバッグ・データ入力業務
- アプリ開発
- アプリ開発初学者向けの記事執筆・ライティング
コーディング・Web制作
クラウドソーシングで最も募集が多いのがこのジャンルです。 具体的には、LP(ランディングページ)のコーディングや、既存サイトのバナー差し替え・テキスト修正、WordPressのテーマ修正などが主なタスク内容になります。
テスター・デバッグ・データ入力業務
開発されたスマホアプリやWebシステムが正しく動くかを確認する仕事です。「マニュアル通りに操作してバグを報告する」作業が中心となります。少しシステムに関する知見があれば誰でもできる仕事が多いため、初心者エンジニアにも間口が広い仕事です。
アプリ開発
スマホアプリやWebアプリを開発する仕事です。要件ヒアリングや設計から行い開発するケースもあれば、実装のみ行うケースなど案件により様々なフェーズを担当します。エンジニアの力が試される副業です。初心者エンジニアにとっては案件獲得のハードルが高いですが、もし取れればスキルアップも収入も得られます。
アプリ開発初学者向けの記事執筆・ライティング
エンジニアを目指す人や現役エンジニア向けに、技術ブログや解説記事を書く仕事です。「Pythonの環境構築手順」や「おすすめの学習サイト」などのテーマが一般的で、いわゆるライター案件になり、技術系の副業ではない点に注意が必要です。
関連記事
エンジニア初心者が副業で「月5万」を達成するまでの5ステップ

Step1:自分のスキル・実績を棚卸しする
月5万円の副業収入を達成する為に、まずは「自分に何ができるか」を言語化しましょう。「Javaができます」だけでは不十分なので以下のような項目を整理し、クライアントに提供できる価値を明確にし、自分の得意分野を決めます。
- 使用できる言語・フレームワーク
- 実務で担当した工程(詳細設計~テストなど)
- 前職の経験(営業経験があれば「クライアントとの折衝が得意」など)
Step2:ポートフォリオ作成
実務経験が浅い場合、職務経歴書だけでは信頼を得にくいのでポートフォリオを作ります。 GitHubにコードを公開したり、簡単なWebアプリをデプロイする事で実際に動くモノを作れる証明になり、案件応募する際に見てもらえます。しっかりとポートフォリオが作られているだけで受注成功の確立がグンと上がる為、雑にやらずに丁寧なアウトプットを心がけましょう。
関連記事
Step3:クラウドソーシングへのプロフィール登録
クラウドワークスやランサーズ、ココナラなどの大手サイトに登録します。 プロフィールはあなたの顔です。写真は就職活動で使うような清潔感のあるものを使い、自己紹介文には「連絡可能な時間帯」や「返信の速さ」を記載して、ビジネスパートナーとしての安心感をアピールしてください。依頼する側からするとプロフィールが丁寧に記載されているだけで好印象で仕事をしっかりと行ってくれるイメージがありますので、細部まで漏れなく記載しましょう。
Step4:案件への応募
いよいよ案件に応募して受注を目指します。応募時はメッセージを添えて、意気込みだけでなく貢献できる内容を書きましょう。ここで1点注意しておきたいのは「初心者ですが頑張ります」といった記載をして必要以上に初心者をアピールしてしまう事です。
クライアントはお金を払って確実に仕事をしてくれるエンジニアを探している為、「御社のこの課題に対して、私のスキルならこのように貢献できます」という提案型のメッセージを送りましょう。
Step5:高品質な納品で継続・リピートを獲得する
月5万円の副業収入を安定させる為、リピート獲得できるように信頼を獲得しましょう。単発案件を毎月探し続けるのは非常に消耗する上に毎回違うクライアントを相手にするのは大変です。「納期を絶対に守る」「レスポンスを早くする」といった当たり前のことを徹底し、「次もあなたにお願いしたい」と言われるエンジニアになりましょう。案件に応募するのではなく個別に連絡をくれるようになれば、副業案件としては大成功です。
エンジニア初心者の副業が「やめとけ」と言われる3つの理由

時給換算すると数百円の「低単価案件」が多いため
初心者でありがちなのが低単価案件ばかり獲得してしまう事です。初心者が取れる案件は競合が多く、価格競争になりがちな為、 例えば「3万円のLP制作」を受注できたとしても、要件定義の打ち合わせ、度重なる修正対応、調べ物の時間を合わせるとトータル100時間かかってしまったというケースもあります。時給換算すれば300円程度になり、「コンビニバイトの方がマシだった」と疲弊するケースも多いです。
納期と本業の板挟みで「共倒れ」になるリスクを抱えるため
2つ目は本業と副業のどちらにも悪影響が出て共倒れするケースが多いためです。副業にも当たり前のように納期があります。本業でトラブルがあり残業が続いたとしても、副業の納期は待ってくれません。 平日深夜や土日をすべて作業に費やし、睡眠不足で体調を崩せば、本業のパフォーマンスも低下します。副業収入を追いかけた結果、本業での働きに支障が出て評価を下げてしまい、最悪の場合は減給や体調不良による長期休暇のリスクがあります。
単純作業の繰り返しで「エンジニアとしての市場価値」が上がらないため
最後は自身のエンジニアとしての市場価値を上げられなくなる事です。これが最大のリスクと言っても過言ではありません。 初心者の副業にありがちな「バナー画像の差し替え」やテスター業務をどれだけこなしても、エンジニアとしての技術力は上がりません。目先の数万円を得る為に自分の将来に投資する時間を切り売りしている現実に気づけないと悲惨な未来が待っています。
スキル・キャリアアップが絶対条件!副業案件を見極める3つの基準

【条件1】設計やコードに対するプロのフィードバックを得られる
1つ目の条件は自分の納品物に対して有益なフィードバックやレビューを得られる環境で案件に取り組める事です。独学の場合、第3者にレビューをしてもらえる機会をなかなか得られません。しかし副業案件で書いたコードや設計に対するフィードバックを得られる案件であれば、エンジニアとしてのスキルアップに繋がります。
自分のアウトプットに対してフィードバックを得られる環境は貴重ですので、単価が多少安くてもやる価値があります。
【条件2】本業の技術をさらに伸ばせる
2つ目の条件は本業の技術を更に伸ばせる案件です。例えば本業でPHPを使っているなら、副業でもPHP(Laravelなど)を使う案件を選び、本業では携われない機能の実装を行いましょう。一つの技術を深掘りすることでスペシャリストとしてのスキルが高まり、結果として本業での評価や転職時の市場価値アップに繋がります。
また、本業で関わっている業界ではなく他業界の案件の場合も必要な機能や実装する際の文化が違う為、携わってみると良い経験になりますのでチェックしてみてください。
【条件3】市場価値の高いモダンな新技術を経験できる
3つ目は本業で経験できないモダンな新技術を経験できる案件です。例えば本業が古い技術(レガシー環境)の場合、副業でGoやAWS、Reactなどのモダンな技術に挑戦できるならどんどん挑戦しましょう。実務経験としてカウントできる実績を作れれば、独学よりも評価される経験値を得られます。将来的に自社内の他案件への挑戦や転職といったキャリアの選択肢を広げる事につながります。
条件1~3を満たせないなら、無理に副業せず「自己学習」に全振りすべき
もし、上記3つの条件をどれも満たせない場合、無理に副業をする必要はありません。 どうしても目先のお金が必要でない場合は自己学習に全振りしましょう。
Udemyでの学習や個人開発、資格取得の時間に充てる方が1年後、2年後のエンジニアとしての市場価値は確実に高くなります。将来的な給与アップや高収入な企業への転職を目指した方が、長期的に見て効率が良い結果に繋がります。
関連記事
初心者が副業をするなら「目先の収入」より「エンジニアとしての将来性」に時間を使おう

小銭ではなくスキル資産が残る個人開発・学習に投資する
将来的に年収を100万、200万と上げる方が良いと思うなら、エンジニアとしての実力を付けるべきです。副業探しに使うエネルギーを、コードを書いてGitHubにアップしたり、資格取得に使ってください。
GitHubにコードをアップする事は、自分でWebアプリを作りきった経験を得られる上に技術力アップと実績の証明となります。資格取得は社内外問わず評価に繋がりやすく、費やした時間が確実に自分の知識やスキルに繋がります。
一生使える資産として転職市場でも高い評価を得る事ができる為、目先の5万円を稼ぐ為にロースキル案件を続けるよりも良い選択肢となります。
関連記事
・GitHubは履歴書の作成におすすめ!
副業よりも本業の環境を変える方が年収と技術は早く伸びる
もし「今の会社では給料が上がらない」「新しい技術も学べない」と悩んでいるなら、副業で補填するよりも本業の環境を変えた方が年収が上がる可能性が高いです。
エンジニアの年収は「個人のスキル」×「働く環境(業界・企業の収益性)」で決まります。 環境を変えるだけで、年収が50万円~100万円アップすることは珍しくありません。もし本業の環境では給与アップが見込めないという事がわかっているのであれば、高収入が見込める企業への転職を検討する方が収入アップの近道です。
スキルや経験を磨き、将来的に高収入を得られる自分を目指しましょう。
まとめ
エンジニア初心者が副業で月5万円を稼ぐ事は決して不可能ではありません。ただし選択基準を見誤ると将来的に得られるはずの大きな稼ぎを逃してしまいます。今の自分には何が必要なのか?をしっかりと見極めて副業案件を選び将来的な収入アップも狙っていきましょう。











