デスクワークで腰痛になる理由は？
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骨盤がゆがみやすい姿勢だから
デスクワーク中に腰が痛くなる原因として、「悪い姿勢」があげられます。パソコンに集中するあまり、無意識に猫背や反り腰になっていませんか？どちらも骨盤が歪みやすい姿勢です。
骨盤は上半身を支える土台であり、本来はまっすぐ立っている状態が理想。しかし、座り姿勢で骨盤が後ろに傾くと、背骨の自然なS字カーブが崩れてしまいます。これにより、腰椎（腰の骨）やその周りの筋肉、椎間板（背骨の骨と骨の間にあるクッション）に不自然な負荷がかかり、腰痛を引き起こしてしまいます。
長時間同じ姿勢だから
同じ姿勢を長時間続けることは、身体の筋肉にとって大きなストレスです。デスクワークでは、身体の動きが少なく、特定の筋肉ばかりが酷使されがちです。これにより、筋肉が硬直し、血流が悪化してしまいます。
特にお尻や太ももの筋肉が圧迫されると、血行不良が起こり、疲労物質が蓄積されていきます。また、座りっぱなしによる運動不足から、腰を支えるための体幹や股関節周りの筋肉がこわばりやすくなります。
このように、筋肉の柔軟性がなくなってしまうことで、慢性的な腰痛につながりやすくなります。仮に骨盤を立てたよい姿勢で座っていても、負担はかかり続けてしまいます。
正しい座り方ができれば筋肉への負担が減り、腰痛を防ぐ効果も期待できます。
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体重が座面にかかりやすいから
実は、座るという行為は体への負担が大きくなります。人間は座っているとき、全体重の約60%が座面にかかると言われており、立っている状態と比べると1.4倍負荷がかかっているとも言われています。
特に坐骨結節（お尻の骨の先端部分）という小さな部分に体重が集中するため、お尻が痛くなったり、血行が悪くなったりします。
この状態が続くと、お尻の筋肉や組織が圧迫され、坐骨神経痛などの不調を引き起こす原因となります。
デスクワーク用クッションを選ぶコツ
素材
クッションの座り心地や機能性は、使われている素材によって大きく異なります。素材によって耐久性・メンテナンス性も変わるので、どんな環境で扱うか考えたうえで素材を選びましょう。デスクワーク用クッションによく使われる素材は以下の5つです。
形状
クッションの形状によって、体の支え方が変わります。腰痛の原因や目的によって使い分けましょう。よく使われる4つの形状の特徴についてまとめました。
デザイン
せっかく良いクッションを選んでも、デザインが好みでなければ使う気になれないかもしれません。デスク周りを自分好みに統一したいガジェット好きな人にとって、デザインは重要な要素です。
落ち着いた色合いやシンプルなデザインは、オフィス・自宅どちらでも使いやすく、インテリアの邪魔になりません。柄付きでも問題ないのか、無地がいいのかも考慮してクッション選びをしましょう。お気に入りのクッションなら、仕事のモチベーションアップにもつながりますよ！
機能性
ここまで取り上げたポイント以外にも、以下のような機能があるかどうかもチェックしましょう。
デスクワーク用クッションのおすすめ10選
ザ・アウル3Dハイエスト
医療・福祉分野で使われる「エクスジェル」という素材が使われたクッションです。適度な傾斜が骨盤をサポートし、最も圧がかかる坐骨（お尻の骨）をしっかり支えます。高い体圧分散性能を誇り、まるで浮いているかのような座り心地。価格がかなり高めですが、1週間お試しができるので、本当に自分に合っているか確認してから購入できます。本気で腰痛を改善したい人は買っておいて損はありません。
MOGU ヒップアップスタイルシート
パウダービーズが中に入っており、身体の形に柔軟にフィットするクッションです。ヒップアップという名前の通り、お尻を優しく持ち上げる独特の形状が特徴。座るだけで骨盤を立てやすく、楽に正しい姿勢をキープできます。手触りもよく、リラックス効果も期待できます。肌触りを重視したい人におすすめです。
二重菱形構造卵割れないクッション
その名の通り、卵が割れないほどの高い体圧分散性を持つハニカムゲルクッションです。二重構造で厚みがあり、へたりにくいのが特徴です。また、通気性に優れているため、長時間の使用でも蒸れる心配がありません。価格も2,000円台と手を出しやすく、在宅勤務と出社を併用していて2か所にクッションを置く必要がある人におすすめです。
テンピュール クッション
NASAが開発した素材から生まれた「テンピュール」素材が使われた座布団型クッションです。体温と体重に反応して徐々に沈み込み、一人ひとりの身体にぴったりとフィットします。座面が前傾しており、自然と背筋が伸びる感覚を得られます。見た目がすっきりしているので、おしゃれな見た目のクッションを探している人におすすめです。
ニトリ ジェルシートクッション
とにかく安く済ませたいなら、ニトリのジェルシートクッションがおすすめです。ハニカム構造のゲル素材を採用しており、体圧分散の効果が期待できます。小さいサイズだと1000円台から展開しており、デスクワーク用クッションが自分に効果があるか試したい人にピッタリです。持ち運びに便利なサイズも展開しています。
Gadeel コンボシートクッション
座面と背もたれがセットになっているクッションで、お尻と腰の両方を同時にサポートします。低反発ウレタン素材が身体のラインに沿ってフィットするため、正しい姿勢を無理なく保つことが可能。通気性がよく、カバーも洗えるので常に清潔な状態で使い続けられます。ほどよい硬さでしっかり身体を支えてほしい人におすすめです。
iiもの本舗 無重力 ゲルクッション
2層のハニカム構造で、体圧分散と通気性を両立したクッションです。高い反発力で身体をしっかり支え、底付き感を軽減します。付属カバーも本体も丸洗いできるので、夏場でも安心して使えます。価格は今回紹介しているものの中でも安価なので、複数買いにもおすすめです。
イケヒコ・コーポレーション エルマー 快適フィット
傾斜がある形状で、座ると自然と背筋が伸びやすいのが特徴です。骨盤を立てる効果があり、姿勢の悪さからくる腰痛の改善に役立ちます。カバーはメッシュ生地とマイクロ生地を組み合わせているので、夏場はメッシュ、それ以外はマイクロ生地と使い分けも可能です。厚みがあるもちもちとした触り心地も特徴で、程よい反発力のあるクッションが欲しい人にピッタリです。
勝野式 座るだけで骨盤キュッとクッション
医学博士が監修した骨盤サポートに特化したクッションです。高反発・低反発素材を組み合わせて、座るだけで骨盤をキュッと引き締めることで、正しい姿勢へと導きます。小さ目のサイズで骨盤をしっかり支えたい人におすすめです。
ただし、座ると予想以上にぺしゃんこになることもあり、確実に効果を出すためには座面が硬い椅子と合わせて使うことをおすすめします。
Bauhutte （バウヒュッテ） ゲーミング座布団
最後はPCゲームが趣味の人にもぴったりのクッションを紹介しましょう。ゲーミング家具ブランドのバウヒュッテが提供する座布団で、長時間座っても疲れにくいように設計されています。座面に凹みがあるゲーミングチェアと相性がよく、座面と隙間なくフィットしてお尻を支えてくれます。仕事でもプライベートでもゲーミングチェアに座る人は買っておくとよいでしょう。
まとめ
腰痛や姿勢の悪さは、日々の集中力低下や疲労につながってしまいます。また座る姿勢がよくなれば、カロリー消費が上がり、ダイエット効果も期待できます。よりパフォーマンスの高い仕事ができるようになるためにも、デスクワーク用のクッションを取り入れてみましょう。
今回ご紹介したように、クッションは素材や形状、機能性によってさまざまな種類があり、それぞれに得意な分野が異なります。店頭で試す、口コミを確認するなど自分に合うかチェックしてから購入しましょう。自分にぴったりのクッションが見つかれば、腰痛の悩みから解放され、仕事も趣味も集中して楽しめるはず。ぜひ理想のデスク環境を構築してください！
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